2021.03.26 | おすすめの副業
【2021年】正社員が副業しても大丈夫?バレずにできるおすすめの副業TOP5も解説
働き方が多様化してきた今、副業で収入を得ている人が増えてきました。
しかし、いざ自分も副業をはじめようと思っても、正社員が本当に副業をしてもいいのか不安に思いますよね。
また、副業禁止の会社でバレずに副業する方法はないかも気になるところです。
そこで今回は、正社員が副業をしてもいいのか、どのような副業がおすすめなのかを徹底解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
1.ダブルワークしてもいいの?正社員は副業可能なのか
まず結論をお伝えすると、正社員が副業をしても、法律上は問題ありません。
副業を禁止している企業は多くありますが、副業を禁止する法律は存在しないのです。
むしろ、2018年1月に厚生労働省が「副業を促進する」という内容を副業・兼業に関するガイドラインに追記しています。
つまり、国として副業やダブルワークは推奨されているのが事実です。
要注意!副業禁止の会社もある
労働法で副業を推進していても、未だに就業規則で禁止している会社もたくさんあります。
リクルートキャリアが「兼業・副業に対する企業の意思調査」を実施したところ、70%以上の会社が副業を禁止していることが分かりました。
企業が副業を禁ずる理由としてあげられるのが次の4つです。
- 情報漏洩の心配
- 本業へ支障をきたさないかの心配
- 過労による体調の心配
- トラブル発生時の対応の心配
勤め先の会社で副業が禁止されている場合、バレてしまうと減給や罰則、会社に居づらくなるというリスクがあります。
参考:兼業・副業に対する企業の意思調査
https://www.recruitcareer.co.jp/news/20181012.pdf
2.副業が会社にバレてしまう3つの理由
そもそも、どうして会社に副業がバレてしまうのでしょうか?
ここでは、副業が勤め先にバレるケースを下記の3つにわけて解説します。
- 副業していることを他言した
- 人前に出る仕事をした
- 税金関係の知識がなかった
一つずつ詳しく見ていきましょう。
(1)副業していることを他言した
副業しているのがバレてしまう理由の1つが、自分の言動によるものです。
「絶対に他に言わないなら」と話してしまい、そこから広まってしまうパターンもよくあります。
ほかにも、SNSでの投稿、お酒の席で口がすべってしまった、お金の使い方が変わったなど、自覚のない場面でバレてしまうこともあるんです。
副業禁止の会社に勤めているならば、副業のことはできるだけ口にしない方がいいでしょう。
(2)人前に出る仕事をした
気づかないうちに社内の人や関係者に目撃された、という理由で副業がバレることもあります。
一例ですが、下記の副業は思わぬところで見られてしまうことがあるのでおすすめできません。
- カフェやバーのスタッフ
- イベント会場のスタッフ
- 結婚式のスタッフ
- youtubeの運営
- ライブ配信
たとえ、会社周辺から離れた場所であっても誰がどこで見ているかは分からないのが怖いところ。
バレないで副業をするならば、配信以外でネットの仕事をするのがもっとも確実です。
(3)税金関係の知識がなかった
副業がバレる原因として忘れがちなのが、税金の変化です。
ちなみに、副業がバレる大半の原因は、税金関係にあります。
- 副収入により住民税の金額が高くなった
- 社会保険が変わった
- 年末調整の「給与所得者の基本控除申請書」の合算給与の額が高くなった
上記のいずれかにより、あらかじめ手を打っておかなければ会社にバレてしまうのです。
誰にもバレずに副収入を得たいのであれば、税金について最低限の知識は身につけておきましょう。
20万円を超えると確定申告が必要になる
副収入が年間20万円を超えると確定申告をする必要があります。
このことを知らないまま副業を始めて、収入があがった分の税金を納めない人も少なくありません。
その場合、税務署から本業の会社へ税額に関する通知が行ってしまい、副業がバレてしまいます。
会社にバレずに副業をするなら、確定申告をして増えた収入分の税金を自分で納める必要があるのです。
3.会社にバレにくい!正社員におすすめの副業5選
ここからは、会社にバレにくいおすすめの副業を5つご紹介します。
- クラウドソーシングで稼ぐ
- セドリで稼ぐ
- 自分の知識やノウハウで稼ぐ
- FXや株式投資で稼ぐ
- ブログ・アフィリエイトで稼ぐ
自分のスキルや知識、副業をする目的に合わせて選ぶのがおすすめ。
一つずつのメリットとデメリットを含めて、詳しく解説していきます。
(1)クラウドソーシングで稼ぐ
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい人と結びつけるサービスのことです。
仕事内容は、データ入力やライティング、プログラミング、デザイン、動画編集など多くあります。
資格、スキルのない初心者でも受注できる案件がたくさんあるので、どんな人でも始めやすいのが特徴です。
メリット
- すきま時間を使って稼げる
- 未経験者・資格、スキルがなくても仕事をもらえる
- 大きく稼ぐこともできる
デメリット
- 手数料がかかる
- 収入が不安定
- 時給換算すると安い案件もある
クラウドソーシングで稼ぐ手順5つ
クラウドソーシングで稼ぐ手順を、下記に簡単にまとめたので参考にしてください。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件を探す
- 仕事を受ける
- 仕事をする
- 検収してもらい報酬獲得
大手クラウドソーシングサイトとして「クラウドワークス」や「ランサーズ」「クラウディア」などがあります。
業界最大級の「クラウドワークスなら、案件数がとても多いので自分にピッタリな仕事が見つけやすくておすすめです。
(2)せどりで稼ぐ
せどりとはつまり「転売」のことで、フリマやオークションで安く仕入れた商品を販売する仕事です。
内容としては、仕入額と販売額の差額で利益を出すというシンプルなもの。
自宅にある不用品をフリマで売る流れとよく似ているため、副業として認識されにくいメリットもあります。
特定の分野での知識が活かすことができ、商品のカテゴリもたくさんあるのがポイントです。
メリット
- 副業として認定されにくい
- ネット内で行えばバレにくい
- 隙間時間で手軽に始められる
デメリット
- 在庫を抱える必要がある
- 損失が出る可能性がある
- 品定めの能力が必要
(3)自分の知識やノウハウで稼ぐ
最近では、自分の知識や経験、ノウハウを販売することで稼ぐ方法も人気です。
この方法なら、誰にもバレずに始められるので副業に最適。
例えば、次のような経験やノウハウを販売することができます。
- 3kg以上のダイエットに成功した経験
- モテるテクニックを知っている
- 文章を書く時のコツ
- 宅建に合格した勉強法
- 手相占い
「スキル・ノウハウを販売」ということがいまいちピンと来なければ、日本最大のスキルマーケット「ココナラ」を見てみましょう。
ヒントがたくさん転がっているので、意外なことで稼げるようになるきっかけになるかもしれません。
メリット
- 自分の好きなことで収入を得られる
- 誰にもバレずに自宅で稼げる
- サイトを介してお金のやりとりができる
デメリット
- 需要がなければ売れない
- 出品するために手数料がかかる
- 購入者とメッセージのやりとりが必要
(4)FXや株式投資で稼ぐ
FXや株式投資は、資産運用の一環なので副業と認識されにくいメリットがあります。
うまくいけば、本業を超えるほど大きく稼げる点も魅力です。
あらかじめ注文をセットしておけば、チャート画面に張り付いていなくても取引してくれるシステムもあります。
資金に余裕のある人は、少額から始めてみてもいいかもしれません。
メリット
- 100万円以上大きく稼げる
- 副業として認定されていない
- 半自動で稼げる
デメリット
- チャートの動きや各国の政治経済の知識が必要
- 損失が出る可能性がある
- 慣れるまではチャート画面を見張る必要がある
(5)ブログ・アフィリエイトで稼ぐ
ブログやサイトを運営して、広告収入を得る「アフィリエイト」も副業に向いています。
自分が運営しているサイトに、商品やサービスの広告を貼り付けてクリックされたら報酬を獲得できる仕組みです。
FXや株と同様、軌道に乗れば100万円以上稼げるので、ゆくゆくは副業を本業へシフトしたい方にもおすすめ。
「マネートラック」というASPに登録しよう
アフィリエイトで副収入を得たい人は、ASPという広告会社に登録をしましょう。
A8ネット、バリューコマース、レントラックスなどさまざまなASPがありますが、「マネートラック」がおすすめです。
マネートラックは、サイトやブログの審査不要なので初心者が作ったサイトでも広告のURLを提供してくれます。
その上、業界初の即日入金システムを導入しているので、広告がクリックされて承認されたらすぐに現金を手にすることができるのです。
4.副業する前に知っておくべき3つの注意点
副業をしたい正社員におすすめの仕事を5つ紹介してきました。
ここからは、正社員が副業するにあたって最低限押さえておくべきポイントをお伝えしていきます。
- 本業に影響ができる副業はやめておく
- 住民税の対策をしておく
- 給与所得になるアルバイトで掛け持ちはしない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
(1)本業に影響ができる副業はやめておく
1つ目に注意すべきポイントは、本業に支障や影響がない範囲で副業をするということです。
とくに下記に当てはまる副業は避けた方がいいでしょう。
- 本業と競合する企業での副業
- 会社に損失を与える可能性のある副業
- 会社の信用を落とす可能性のある副業
- 本業に支障をきたす可能性のある副業
「本業と競合する企業への情報漏洩」「会社に損失を与える」といった理由から、同業種の副業を禁止している会社も多いです。
会社の就業規則は必ず確認しておくことをおすすめします。
(2)副業がバレたくなければ、住民税の対策をする
通常、正社員は住民税を「特別徴収」にしているため、会社を通して給与から天引きされています。
給料が上がっていないのに、住民税が高くなることで会社に副業がバレてしまうのです。
「特別徴収」ではなく、自ら住民税を納める「普通徴収」に切り替えることでバレずに済みます。
- 勤め先の給料分の住民税は、給与から「普通徴収」で天引き
- 副収入の住民税は確定申告で「普通徴収」で納める
もし、勤め先に副業していることがバレないようにしたいのであれば、税金の対策をしておきましょう。
(3)給与所得になるアルバイトで掛け持ちはしない
副業がバレる原因の1つが、年末調整の際に記載する「給与所得者の基礎控除申告書」です。
「給与所得者の基礎控除申告書」には給与所得を全て記入する項目があります。
会社からの所得の他にも、アルバイトなどで得た給与所得も記入する必要があるので注意しましょう。
記入漏れがあれば税務署から会社に通知がいくので、副業がバレたくなければ次のようなアルバイトは選ばないのが賢明です。
給与所得になるアルバイト一例
- 飲食店従業員
- コンビニ従業員
- 建設作業員
- イベントスタッフ
副業に関する「よくあるQ&A」
副業に関してよくある3つの質問をQ&A形式でお答えします。
- 派遣社員だけど副業しても大丈夫?
- 会社にバレる職業は何?
- 副業が会社にばれない方法ってあるの?
派遣社員だけど副業しても大丈夫?
「派遣社員なら副業をしてもいいのかな」「派遣の仕事だけでは生計を立てられない」という方も多いかと思います。
派遣社員が副業を始めるにあたって、押さえておくべきことをまとめたのでご覧ください。
派遣社員なら問題ない
正社員、派遣社員、契約社員いずれにしても法律上、副業をしても問題ありません。
派遣社員がほかの派遣会社に登録して、収入を得ていても法律的な問題はないでしょう。
しかし、勤めている会社によっては派遣社員の副業を禁止しているケースがあるので「就業規則」を確認してくださいね。
会社にバレる職業は何?
高確率で会社にバレる職業があります。ここでは、どのような職業がバレやすいのかをまとめたので見ておきましょう。
給与所得になるアルバイトなどはバレやすい
そもそも「給与所得」とは、勤務先の会社から給料や賞与として受け取る所得のことです。
おもに、下記のような職業は給与所得となるのでバレる可能性が高くなるでしょう。
- 飲食店従業員
- コンビニ従業員
- 建設作業員
- イベントスタッフ
副業が会社にばれない方法ってあるの?
副業は、思わぬところから噂が広がってしまったり、税金関係でバレたりと100%隠し通すのは難しいです。
しかし、税金対策を徹底して、副業していることを誰にも言わないのであれば、バレずに副収入を得られます。
給与所得とならない副業はバレにくい
バレずに副収入を得る際に、もっとも重要なポイントは「給与所得」とならない副業を選ぶことです。
下記の職業は、給与所得とならないので税金関係でバレるリスクを回避できます。
- FX
- アフィリエイト
- クラウドソーシング
- ネットオークション、せどり
給与所得とならないので確定申告にて税金を納める必要があるのですが、上記ならバレずに大きく稼ぐことができるでしょう。
まとめ
今回は、正社員が副業を始める際に押さえておくべきポイントをご紹介しました。
就業規則で副業が禁止されている場合、次の3つの点に注意することで、副業が会社にバレにくくなります。
- バレにくい副業を選ぶこと
- 給与所得になるアルバイトは選ばない
- 税金関係の知識をつけて対策を徹底すること
会社からの給料の他にも収入源があれば、生活に余裕ができたり、欲しいものが買えたりとメリットがたくさんあります。
自分に合った副業を始めて、今よりも豊かな生活を過ごしてみてください。