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2021.04.30 | 副業の始め方

パラレルワークとは?副業との違いやメリットを紹介!

電話に出る男性

コロナ禍で強制的にスタートしたテレワーク社会。このテレワーク導入を機に、パラレルワークに取り組み始めた人も多いようです。

 

パラレルワークと副業の違い、メリット・デメリットは何でしょうか?なぜパラレルワークという働き方が注目されるようになったのでしょうか?

 

これを読めばパラレルワーカーへの第一歩。新時代の働き方「パラレルワーク」の意味と、その在り方についてご紹介します。

 

パラレルワークとは?

パラレル=平行・並列という意味。本業で働きながら、同時に複数の仕事を持つことがパラレルワークです。

 

パラレルワークは、ビジネスに限りません。「work」には仕事の他に、研究、ボランティア活動、創作活動などが含まれます。

 

パラレルワークとは、同時並行で自分の新しい生き方・可能性を実現していくものなのです。

 

パラレルキャリアとは?

パソコンデスク

元々、パラレルワークは、パラレルキャリアという言葉から生まれたもの。副業に限らない社外活動を、パラレルキャリアと呼びます。

 

パラレルキャリアは経営学者ドラッカーが提唱した概念で、収入・人生の基礎を1つの組織に委ねるのではなく、複数のキャリアを持つことでより安定し、自己実現を計ることができるというものです。

 

パラレルワークのスタイル例

働く人のシルエット

パラレルワークと聞くと難しそうなイメージがありますが、近年のネット社会でパラレルワーカーは増加傾向にあります。

 

会社員として働きながら、ユーチューバーやインフルエンサーとして活躍する人。執筆活動やコメンテーターとして活躍する弁護士。働きながらネットを使ってFXをする人もいます。

 

1つの組織に集中するのではなく、自分の興味や才能を多方面に活かして両立する。これがパラレルワーカーの在り方です。

 

パラレルワークが現代社会で流行ってる理由

働く人々

パラレルワーカーが注目される理由は、その社会情勢の変化にあります。

 

成長期である昭和時代は、1つの企業・組織で長く務めあげることに価値が見出されていました。

 

しかし、時代は令和。大手企業であっても安泰とは言えなくなり、年金保障など、不安要素もたっぷり。長年勤め上げることで人生が保証される時代ではなくなったことから、生涯設計への考え方も変化してきたのです。

 

2種類のワークスタイルの違い

では、パラレルワークと副業・兼業はどう違うのでしょうか?

 

実は厳密な違いはないと言えます。本業だけで終わらず、時代に合わせた柔軟な活動をする人たち=パラレルワーカーと言ってもいいかもしれません。

 

パラレルワークと副業の違い

副業の札

副業とは、本業以外の仕事のこと。あくまで本業がメインであり、大きな責任がなく、いつでも辞められるものが多いです。

 

昼間は会社員として働き、ハンドメイド作品や個人輸入したものをネットで販売する人は女性に多いですね。

 

休日だけのイベントスタッフのような短期アルバイト、自宅でできるデータ入力作業、LINEスタンプのデザイン、ホームページ制作などが副業として人気です。近年はクラウドソーシングのサイトも多く、自宅でできるさまざまな副業を募集しています。

 

パラレルワークと兼業の違い

パソコンを2台使う男性

兼業農家のように、複数の事業を同時に行う働き方もあります。

 

本業以外に、自分でもお店や会社等ビジネスを立ち上げ、本格的な運営・経営をしているものです。

 

パラレルワークのメリット

本業もやって、さらに自分の時間を割いて別の仕事をするということは、人によっては中途半端と感じたり、難しい働き方に見えるかもしれません。

 

それでもパラレルワーカーが増えているのは、大きなメリットがあるからです。

 

1.リスクを分散することができる

リスクのカードを切る

就職した会社が大企業であっても、決して安泰とは言えません。業績悪化によるリストラや、人間関係のトラブル・ストレス、超過労働による負担など、長く安定して働けるとは限らない世の中です。

 

もう1つ収入を得られる仕事を持っていれば、本業が行政悪化で給料がカットになっても、最悪職を失うことになっても、いきなり収入が途絶える心配はありません。

 

パラレルワーク=リスクヘッジを考慮に入れた働き方と言えるのではないでしょうか。

 

2.いろんなコミュニティが増える

みんなで手を合わせる

業種が違えば、そこに新しい出会いがあります。

 

本業で出会うことのない職業の人に出会い、人生を変える新しいチャンスが巡ってくることも。

 

人脈は宝。自分の新しい可能性を見つけることができるかもしれません。

 

3.スケジュール管理能力が格段に上がる

時計

本業を疎かにしないのが大前提。他の仕事にかまけて本業で信頼を失ってしまっては元も子もありません。

 

パラレルワークを長く成立させるためには、時間管理能力が必要になります。

 

パラレルワークは、空き時間をいかに効率的に使って仕事をするかが重要。本業と両立させる努力の先には、飛躍的なスケジュール管理能力の成長が待っています。

 

パラレルワークのデメリット

パラレルワークは収入・能力アップ、新しいチャンスを模索することもできますが、リスクもあります。

 

ここからはパラレルワークのデメリットをチェックしていきましょう。

 

1.他の社員と就業規則のギャップが生まれる

ルールと規則の書かれたファイル

パラレルワークは副業との境界が曖昧。

 

働き方改革が声高に叫ばれる時代とはいえ、副業を良しとしない組織の方がまだまだ多いのが現状です。

 

本業と両立させるためには、他人が納得できる就業規則の線引きが大切です。

 

2.本業が疎かになりがち

頭を抱える男性

パラレルワークを両立させるために力配分・時間配分を間違えてしまえば、本業で信頼を失うことにもなりかねません。

 

また、空いた時間を使うため、体に負担がかかり、結果的に体調管理に影響が出てしまうリスクも。

 

パラレルワークのペースがつかめるまでの間に、本業でトラブルが起こらないように気を引き締める必要があります。

 

まとめ:パラレルワークで経験値を格段にあげよう!

経験を指さす男性

今回はパラレルワークの概要と、そのメリット・デメリットをご紹介いたしました。

  • パラレルワークは本業以外の仕事を並行して行うこと
  • リスクを分散しながら、収入アップできる
  • 収入アップだけでなく、新しい可能性や人脈を手に入れるチャンスがある
  • ただし、就業規則の線引きやスケジュール管理も必要

一つの組織で勤め上げることが難しい時代。パラレルワークは、現代の新しい働き方として認知が高まりつつあります。

 

収入アップやリスクヘッジだけでなく、自分の興味・能力を活かし、その先に新しい可能性を見出すことも可能。

 

パラレルワークは、平行した業務をこなすことで、自らの経験値を積み、人生に新しい付加価値をつけることができる働き方と言えるでしょう。

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